■データを救え!まずは、telnet接続
HDL4 のRAID5が崩壊モードとなり、参照不能となった。 詳しくは、HDL4崩壊の日。
HDL4 の管理画面でステータスを見ると、4台のHDDのうち、SLOT1のHDDが停止となっている。
RAID5 なので、4台のうち1台が故障しても、残った3台が無事であれば、データは復活できるはず。
ネットを検索すると、HDL4 に telnet 接続したという情報がヒットする。
失敗すれば、データ復旧の道は遠のくが、
以下のページを参考に、telnet 接続に挑戦した。
http://www.ebimemo.net/diary/?date=20071211
http://plus-alpha-space.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/landisk-hdl4-gt.html
http://www.compensator.net/doc/hdl4g.html
■概要
HDL4 には、もともと telnetd が入っている。
telnetd を起動させるため、HDL4のファームアップ機能を利用する。
ファームアップ機能は、ファームアップファイルを読み込んで、ファームアップファイルに含まれるコマンドを実行するらしい。
なので、ファームアップファイルにあらかじめ、telnetd を有効化するコマンドを仕込むことで、実現できるらしい。
■手順
(01) メーカページから最新ファームのダウンロード
http://www.iodata.jp/lib/product/h/1889_winxp.htm
上記ページより、ファイル「hdl4_f121.exe」をダウンロードする。
(02) ダブルクリックで、解凍すると、「update.tgz」が出てくる。
(03) Linux機へ「update.tgz」を転送する。
(04) update.tgz の中身を確認
----------
[user@host]$ tar ztvf update.tgz | more
-rw-r--r-- root/root 1496 2009-05-22 16:40:59 confupdate.tgz
-rw-r--r-- root/root 5 2009-05-22 16:40:59 for_HDL4-G_series
-rwxrwxrwx root/root 5976 2008-12-25 22:22:29 landisk-update.sh
-rw-r--r-- root/root 869 2009-05-22 16:40:50 rmlist
-rw-r--r-- root/root 32371730 2009-05-22 16:43:01 update-files.tar.gz
-rwxrwxrwx root/root 1425 2006-12-19 15:59:00 update.pl
[user@host]$
----------
(05) rootユーザにスイッチ
----------
[user@host]$ su
[root@host]#
----------
(06) 解凍先フォルダ作成
----------
[root@host]# mkdir update
[root@host]#
----------
(07) pオプションをつけて解凍
----------
[root@host]# tar zxvfp update.tgz -C update
confupdate.tgz
for_HDL4-G_series
landisk-update.sh
rmlist
update-files.tar.gz
update.pl
[root@host]#
----------
(08) パーミッション・ユーザ名確認
----------
[root@host]# ls -l ./update
合計 31676
-rw-r--r-- 1 root root 1496 5月 22日 2009 confupdate.tgz
-rw-r--r-- 1 root root 5 5月 22日 2009 for_HDL4-G_series
-rwxrwxrwx 1 root root 5976 12月 25日 2008 landisk-update.sh
-rw-r--r-- 1 root root 869 5月 22日 2009 rmlist
-rw-r--r-- 1 root root 32371730 5月 22日 2009 update-files.tar.gz
-rwxrwxrwx 1 root root 1425 12月 19日 2006 update.pl
[root@host]#
----------
(09) 解凍フォルダに降りる
----------
[root@host]# cd update
[root@host]#
----------
(10)ファイルの確認
----------
[root@host]# ls -l
合計 31676
-rw-r--r-- 1 root root 1496 5月 22日 2009 confupdate.tgz
-rw-r--r-- 1 root root 5 5月 22日 2009 for_HDL4-G_series
-rwxrwxrwx 1 root root 5976 12月 25日 2008 landisk-update.sh
-rw-r--r-- 1 root root 869 5月 22日 2009 rmlist
-rw-r--r-- 1 root root 32371730 5月 22日 2009 update-files.tar.gz
-rwxrwxrwx 1 root root 1425 12月 19日 2006 update.pl
[root@host]#
[root@host]# more for_HDL4-G_series
1.21
[root@host]#
----------
→バージョンは1.21
----------
[root@host]# tar ztvf update-files.tar.gz | egrep -i 'telnet|ssh'
[root@host]#
----------
→アップデートファイルに、telnetやsshはないようだ。
→先人の知恵を読む限り、やはり、telnetd は既にHDL4に入っている模様。
(11)オリジナルファームアップファイル作成用フォルダを作る
ユーザは root 。
----------
[root@host]# mkdir mk-telnetd-on
[root@host]# cd mk-telnetd-on/
[root@host]#
----------
(12)landisk-update.sh と for_HDL4-G_series を原版からコピー
(念のため、手打ちミスや、文字コードが原版と異ならないように、原版から該当ファイルをコピー)
----------
[root@host]# cp -p {解凍フォルダ}/update/landisk-update.sh ./
[root@host]# cp -p {解凍フォルダ}/update/for_HDL4-G_series ./
[root@host]# ls -l
合計 12
-rw-r--r-- 1 root root 5 5月 22日 2009 for_HDL4-G_series
-rwxrwxrwx 1 root root 5976 12月 25日 2008 landisk-update.sh
[root@host]#
----------
(13)それぞれのファイルを編集
----------
[root@host]# vi for_HDL4-G_series
[root@host]#
[root@host]# vi landisk-update.sh
[root@host]#
----------
<編集内容>
----------
[root@host]# more *
::::::::::::::
for_HDL4-G_series
::::::::::::::
1.22 ←ここを1.21→1.22へ修正
::::::::::::::
landisk-update.sh
::::::::::::::
#!/bin/bash
#
# landisk-update.sh
#
#
PATH=/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin
# remount rw /
mount -o remount,rw,noatime /
echo "/usr/sbin/telnetd" >> /etc/init.d/rc.local ←ここを追記
echo "pts/0" >> /etc/securetty ←ここを追記
[root@host]#
----------
(14)2つのファイルをupdate.tgzに固める
----------
[root@host]# tar zcvfp update.tgz for_HDL4-G_series landisk-update.sh
for_HDL4-G_series
landisk-update.sh
[root@host]# tar ztvf update.tgz
-rw-r--r-- root/root 5 2012-10-08 15:10:11 for_HDL4-G_series
-rwxrwxrwx root/root 232 2012-10-08 15:13:35 landisk-update.sh
[root@host]#
----------
オリジナルアップデートファイルの準備完了。
■HDD4本を抜いたらどうなる?
どうせ、認識しないので、HDD4本を抜き取ってみた。
・電源ON(失敗)
→STATUS ランプ が赤点滅し、ピピピピピと音がなり続けた。
→FUNCTION ボタンを押したら、STATUSランプは緑点灯し、音が止まった。
→しばらく待って、ping を打っても応答無し。
・仕方が無いので、HDD4本を接続。
・再度電源ON(成功)
→ディスクは、相変わらず崩壊状態。
■WEB管理画面オープン
ファーム更新画面で、先ほど作成した、update.tgz を指定し、実行。
STATUSランプが緑点滅後、ピコッと鳴って、再起動した。
ピーピーピーと3回なって、STATUS[赤] HDD1[赤] HDD2[赤] HDD3[赤] HDD4[赤] すべて赤点灯。
WEB画面にアクセスしてみると、オープン成功。
システム情報を表示すると、システムバージョンは、1.21 。 アップデート失敗か?
■telnet でアクセス(成功)
早速、root で telnet アクセスしてみた。
ノーパスワードで、すんなり、ログインできちゃった。
よし、これでひとまずデータ復旧の足掛かりはできた。
-----
Using fallback suid method
landisk login: root
Linux landisk 2.6.12.6-arm1 #7 Wed May 13 18:53:06 JST 2009 armv5tejl GNU/Linux
The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software;
the exact distribution terms for each program are described in the
individual files in /usr/share/doc/*/copyright.
Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent
permitted by applicable law.
landisk:~#
landisk:~# pwd
/root
landisk:~#
landisk:~# uname -a
Linux landisk 2.6.12.6-arm1 #7 Wed May 13 18:53:06 JST 2009 armv5tejl GNU/Linux
landisk:~#
landisk:~# ifconfig -a
eth0 Link encap:Ethernet HWaddr 00:A0:B0:90:E3:EA
inet addr:***.***.***.*** Bcast:***.***.***.*** Mask:***.***.***.***
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:4074 Metric:1
RX packets:327 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:100 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:512
RX bytes:31007 (30.2 KiB) TX bytes:13726 (13.4 KiB)
Interrupt:21
ipddp0 Link encap:UNSPEC HWaddr 00-00-00-00-00-00-00-00-00-00-00-00-00-00-00-00
BROADCAST NOARP MULTICAST MTU:585 Metric:1
RX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:1000
RX bytes:0 (0.0 b) TX bytes:0 (0.0 b)
lo Link encap:Local Loopback
inet addr:127.0.0.1 Mask:255.0.0.0
UP LOOPBACK RUNNING MTU:16436 Metric:1
RX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:0
RX bytes:0 (0.0 b) TX bytes:0 (0.0 b)
landisk:~#
landisk:~# cd /
landisk:/# df -k
Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置
rootfs 396608 266407 126106 68% /
/dev/root 396608 266407 126106 68% /
/dev/shm 30712 3504 27208 12% /mnt/ram0
tmpfs 30712 0 30712 0% /dev/shm
/dev/md1 202208 106676 93448 54% /boot
/dev/md5 517336 130328 360506 27% /mnt/hda5
landisk:/#
-----
2012年11月18日日曜日
2012年11月17日土曜日
Redmineの楽チンインストール:BitNami::Redmine
■Windows 7 Starter に BitNami::Redmine を入れてみる
自宅のノートPC(Windows 7 Starter)に Redmine を入れることにしたが、
簡単にインストールできるパッケージを模索中。
すでに、IPA の IPFツールを入れてみた (Redmineの楽チンインストール:IPFツール)が、もうひとつの一括インストールパッケージ BitNami::Redmine を入れてみることにする。
■ダウンロード
下記より、Redmine用一括インストーラーをダウンロードする。
http://bitnami.org/ja/stack/redmine
・Installer Free Download Redmine 2.1.2 for Windows
■インストール
以下、インストール状況。
ファイル をクリック。
ここで、日本語を選択すると、これ移行のセットアップ表示が文字化けするので、Englishを選択する。(実は、2回目のインストール。最初は、日本語を選択して失敗した。)
管理者のユーザ情報をセットアップ時に入力。
ここで日本語を指定すれば、Redmine の設定が日本語になる。
Gmailのアドレスを使ってみることにする。
大体、20分くらいかかった。 IPFツールより早い。
■インストールまとめ
・インストーラ:bitnami-redmine-2.1.2-2-windows-installer.exe
・インストールされるコンポーネント
redmineApache(Apache/2.2.22(Wind32) PHP/5.3.17)
redmineMySQL
redmineSubversion
redmineThin1(managed by WinServ)
redmineThin2(managed by WinServ)
こっちは、TomcatやJREは、インストールされない様子。
■感想
インストール時間は、IPFツールより早かった。
IPFツールのようなサンプルデータや、プラグインなどは含まれていない様子。
シンプル構成のようだ。
アクセス応答は、IPFツールと体感的に変わりはない。
■IPFツールと同時起動してみた
Apacheが競合して、起動できなかった。
当たり前だ。ポートがかぶってる。。
IPF か、BitNami のどちらかのApacheを止めると、アクセスできる。
吟味の上、IPF か BitNami のどちらかを削除しようっと。
自宅のノートPC(Windows 7 Starter)に Redmine を入れることにしたが、
簡単にインストールできるパッケージを模索中。
すでに、IPA の IPFツールを入れてみた (Redmineの楽チンインストール:IPFツール)が、もうひとつの一括インストールパッケージ BitNami::Redmine を入れてみることにする。
■ダウンロード
下記より、Redmine用一括インストーラーをダウンロードする。
http://bitnami.org/ja/stack/redmine
・Installer Free Download Redmine 2.1.2 for Windows
■インストール
以下、インストール状況。
ファイル をクリック。
ここで、日本語を選択すると、これ移行のセットアップ表示が文字化けするので、Englishを選択する。(実は、2回目のインストール。最初は、日本語を選択して失敗した。)
管理者のユーザ情報をセットアップ時に入力。
ここで日本語を指定すれば、Redmine の設定が日本語になる。
Gmailのアドレスを使ってみることにする。
大体、20分くらいかかった。 IPFツールより早い。
■インストールまとめ
・インストーラ:bitnami-redmine-2.1.2-2-windows-installer.exe
・インストールされるコンポーネント
redmineApache(Apache/2.2.22(Wind32) PHP/5.3.17)
redmineMySQL
redmineSubversion
redmineThin1(managed by WinServ)
redmineThin2(managed by WinServ)
こっちは、TomcatやJREは、インストールされない様子。
■感想
インストール時間は、IPFツールより早かった。
IPFツールのようなサンプルデータや、プラグインなどは含まれていない様子。
シンプル構成のようだ。
アクセス応答は、IPFツールと体感的に変わりはない。
■IPFツールと同時起動してみた
Apacheが競合して、起動できなかった。
当たり前だ。ポートがかぶってる。。
IPF か、BitNami のどちらかのApacheを止めると、アクセスできる。
吟味の上、IPF か BitNami のどちらかを削除しようっと。
Redmineの楽チンインストール:IPFツール
■Windows 7 Starter にIPFツールを入れてみる
自宅のノートPC(Windows 7 Starter)に Redmine を入れることにしたが、
簡単にインストールできるパッケージを模索中。
とりあえず、IPA がリリースしている「定量的プロジェクト管理ツール(IPF)」に
Redmine が含まれるので入れてみる。
■ダウンロード
下記より、Redmine用一括インストーラーをダウンロードする。
http://sec.ipa.go.jp/tool/ipf/
・ipftools-redmine-setup-1.0.exe (Windows版)[160MB]
■インストール
以下、インストール状況。
ファイル ipf2.exe をクリック。
インストール先を指定。
インストールコンポーネントはこんな感じ。
任意ポートの指定もできる。
上のインストールボタンを押してから、サンプルプロジェクトの設定まで、かなり、待たされた。(約30分)
インストールが完了すると、メインメニューが表示される。
実ページと、ドキュメントへのリンク。
Redmineトップページを開く。
既にサンプルデータがたくさん登録されている。
マシンの負荷状況はまあまあ。
いろんなグラフ表示ができるみたい。でも、やっぱ、表示は遅い。
インストールフォルダの構成。
■インストールまとめ
・インストーラ:ipftools-redmine-setup-1.0.exe (サイト記載)
(実体は「ipf2.exe」だった。)
・インストールされるコンポーネント
・定量的プロジェクト管理ツール
・Ruby
・PostgreSQL Server
・Redmine
・Java Runtime environment
・Tomcat
・定量データ収集ツール
・ApacheHTTP Server
・版管理ツール
・Subversion
・常駐サービス
・IPF Apache(Apache/2.2.21(Win32) DAV/2 SVN/1.6.17)
・IPF Tomcat(Apache Tomcat 6.0.35 Server -http://tomcat.apace.org/)
・ipf-pgsql
・ipf-thin
Tomcat と、JREも 含まれるのか。。
■感想
マシンスペックが低いせいもあり、インストールに時間がかかった。1時間弱。
インストールステップは、難しくない。
DBは、ポスグレ。
Tomcat 、JREもインストールされる。
サンプルデータがたくさん入っているが、頭を使ってよく見てみないと、意味不明。
グラフ表示は、遅い。
家庭用のタスク管理目的には、高機能で使わないものも出てくるだろう。
特に工数は入力しないので、統計グラフも使わないと思う。
サンプルでデータが入っているので、まず、それの理解と、
既存のルール、設定などを自分用にカスタマイズする手間がかかりそう。
2012年11月11日日曜日
HDL4崩壊の日
■事故は何の前ぶれもなく起きる
NAS として使っている HDL4-G1.0 にネットワークからアクセスすると、応答がない。
前面5つの LED を見ると、すべて緑点灯。
:ん?。普通に動いている?
しかし、何らかのアクセスがあると、LED がチカチカと点滅するはずなのだが、その様子もない。
管理画面へはアクセスできず、状態を確認できない。
:こりゃ、固まってるな。
と、判断し、背面の電源ボタンを長押しで、強制停止した。(するしかなかった)
少し時間を置いて、電源ON。
4台のハードディスクは、いつものとおり、 「ぐうぃ~ん、カチャ」と順番にスピンアップする音が聞こえる。
そのまま、起動が終えるまで、LED の状態を見守った。
が、緑色していた LED が突如、全部真っ赤に豹変した。
:ん?。ちょっとやばい?
本機を使い始めてから、初の事態だ。
:でも、RAID5 だしね。 LED 全部赤だけど、まさか、全部の HDD が飛んじゃうことはないよね。。
本機を半分信頼し、半分疑っていた。
■事態の把握
再起動後、管理画面へはアクセスできた。
情報表示すると、
「RAID 構成が崩壊しています。内臓ボリュームが使用できません。」
「ボリューム操作メニューからボリュームを再構成してください。」
と表示された。
:RAID構成が崩壊って、構成がなくなっちゃったってこと?
:再構成すると、今までのデータはどうなるの?
マニュアルを読んでみると、「RAIDが崩壊したときには」という項目がきちんとあった。だが、そこには、想像もしていなかったことが書かれていた。
-抜粋-(誤記含む)
本製品起動時、または使用中に内蔵ボリューム1に異常が発生し、RAID が崩壊した状態( 崩壊モードります。
いったん、強制的に内蔵ボリューム1を再設定※(RAID を再構成)するしかありません。
強制的に再設定を行うと、内蔵ボリューム1を再度作成し直しますので、以前の内蔵ボリューム1上の共有フォルダの設定、および共有フォルダ内のデータは失われます。ただし、それ以外のネットワークやシステムなどの各種設定は引き継ぐことができます。
やっと事態が把握できた。
・RAIDの構成情報がなくなったので、ボリュームが使えない状態
・ボリュームは再構成するしかない
・再構成するとデータはなくなる
要するに、壊れたのでデータは使えません状態。
:ディスク4台も付いてて、そんなことあり得ねー。
:なんなんだこの製品。
とか思いながら、過去10年いや、それ以上のデータ、資料が詰まっているものを捨てるわけにはいかない。 特に、子どもたちの写真はここにしか保存していない。
穏やかな休日は、嵐に変わった。
■ひとまず、状態保存
それにしても、うっかり、管理画面から再構成のボタンを押さなくて良かった。
それやったら、完璧にデータは消えてたな。
こんなときは、へたにディスクの書き込みはしないほうがいい。
とりあえず、復旧策を検討するしかない。
■復旧策は?
・データ復旧業者へ頼む
おそらく、完璧に復旧してくれるだろうが、費用がばかにならない。
・ハックする
ちょっと調べると、HDL4 の中身は Linux で動作していて、telnet 接続する方法もあるらしい。
他者に頼むか、自己復旧するか、2つしかない。
まず、長い道のりになりそうだが、自分にできることから始めるとしよう。
但し、地雷は、ひとつも踏んではならない。
NAS として使っている HDL4-G1.0 にネットワークからアクセスすると、応答がない。
前面5つの LED を見ると、すべて緑点灯。
:ん?。普通に動いている?
しかし、何らかのアクセスがあると、LED がチカチカと点滅するはずなのだが、その様子もない。
管理画面へはアクセスできず、状態を確認できない。
:こりゃ、固まってるな。
と、判断し、背面の電源ボタンを長押しで、強制停止した。(するしかなかった)
少し時間を置いて、電源ON。
4台のハードディスクは、いつものとおり、 「ぐうぃ~ん、カチャ」と順番にスピンアップする音が聞こえる。
そのまま、起動が終えるまで、LED の状態を見守った。
が、緑色していた LED が突如、全部真っ赤に豹変した。
:ん?。ちょっとやばい?
本機を使い始めてから、初の事態だ。
:でも、RAID5 だしね。 LED 全部赤だけど、まさか、全部の HDD が飛んじゃうことはないよね。。
本機を半分信頼し、半分疑っていた。
■事態の把握
再起動後、管理画面へはアクセスできた。
情報表示すると、
「RAID 構成が崩壊しています。内臓ボリュームが使用できません。」
「ボリューム操作メニューからボリュームを再構成してください。」
と表示された。
:RAID構成が崩壊って、構成がなくなっちゃったってこと?
:再構成すると、今までのデータはどうなるの?
マニュアルを読んでみると、「RAIDが崩壊したときには」という項目がきちんとあった。だが、そこには、想像もしていなかったことが書かれていた。
-抜粋-(誤記含む)
本製品起動時、または使用中に内蔵ボリューム1に異常が発生し、RAID が崩壊した状態( 崩壊モードります。
いったん、強制的に内蔵ボリューム1を再設定※(RAID を再構成)するしかありません。
強制的に再設定を行うと、内蔵ボリューム1を再度作成し直しますので、以前の内蔵ボリューム1上の共有フォルダの設定、および共有フォルダ内のデータは失われます。ただし、それ以外のネットワークやシステムなどの各種設定は引き継ぐことができます。
やっと事態が把握できた。
・RAIDの構成情報がなくなったので、ボリュームが使えない状態
・ボリュームは再構成するしかない
・再構成するとデータはなくなる
要するに、壊れたのでデータは使えません状態。
:ディスク4台も付いてて、そんなことあり得ねー。
:なんなんだこの製品。
とか思いながら、過去10年いや、それ以上のデータ、資料が詰まっているものを捨てるわけにはいかない。 特に、子どもたちの写真はここにしか保存していない。
穏やかな休日は、嵐に変わった。
■ひとまず、状態保存
それにしても、うっかり、管理画面から再構成のボタンを押さなくて良かった。
それやったら、完璧にデータは消えてたな。
こんなときは、へたにディスクの書き込みはしないほうがいい。
とりあえず、復旧策を検討するしかない。
■復旧策は?
・データ復旧業者へ頼む
おそらく、完璧に復旧してくれるだろうが、費用がばかにならない。
・ハックする
ちょっと調べると、HDL4 の中身は Linux で動作していて、telnet 接続する方法もあるらしい。
他者に頼むか、自己復旧するか、2つしかない。
まず、長い道のりになりそうだが、自分にできることから始めるとしよう。
但し、地雷は、ひとつも踏んではならない。
2012年11月10日土曜日
Redmine 一括インストール:BitNami か IPFツール か
■Redmineを簡単インストールできるパッケージは?
WindowsにRedmineを入れる1 で、MySQL、Rubyなどを個別インストールして、結局 Apache 連携ができず失敗したため、今度は、一括インストールできるパッケージものを検討してみる。
■候補は2つ
とりあえず、一括インストール候補として、見つけたのが下記。
1. 定量的プロジェクト管理ツール IPA
2. Redmine スタック BitNami
■定量的プロジェクト管理ツール
IPA(独立法人情報処理推進機構)がリリースしている、Redmineを含んだプロジェクト管理ツール。 Redmine 版と Trac 版があるようだ。
工数のグラフ表示などに長けているみたい。
■BitNami Redmine スタック
BitNami がリリースしている、Redmine スタック。 スタックとは、 Redmine を動かすのに必要な個別ツールを、時間をかけてごにょごにょ構築しなくても済むように、それらをパッケージングしたもの。 「箱から出して使うだけ」というまさに、私のように1日かけて失敗するような人間にはありがたい。
どっちにしようかな。。
WindowsにRedmineを入れる1 で、MySQL、Rubyなどを個別インストールして、結局 Apache 連携ができず失敗したため、今度は、一括インストールできるパッケージものを検討してみる。
■候補は2つ
とりあえず、一括インストール候補として、見つけたのが下記。
1. 定量的プロジェクト管理ツール IPA
2. Redmine スタック BitNami
■定量的プロジェクト管理ツール
IPA(独立法人情報処理推進機構)がリリースしている、Redmineを含んだプロジェクト管理ツール。 Redmine 版と Trac 版があるようだ。
工数のグラフ表示などに長けているみたい。
■BitNami Redmine スタック
BitNami がリリースしている、Redmine スタック。 スタックとは、 Redmine を動かすのに必要な個別ツールを、時間をかけてごにょごにょ構築しなくても済むように、それらをパッケージングしたもの。 「箱から出して使うだけ」というまさに、私のように1日かけて失敗するような人間にはありがたい。
どっちにしようかな。。
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