2014年3月29日土曜日

CentOS:169.254.0.0/16 無効化

CentOS で、 netstat -rn コマンドを実行したときに、見覚えのないエントリがあったので確認した。
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[root@localhost]# netstat -rn
Kernel IP routing table
Destination     Gateway         Genmask         Flags   MSS Window  irtt Iface
192.168.100.0   0.0.0.0         255.255.255.0   U         0 0          0 eth0
169.254.0.0     0.0.0.0         255.255.0.0     U         0 0          0 eth0  ←これなに?
0.0.0.0         192.168.100.1   0.0.0.0         UG        0 0          0 eth0
[root@localhost]#
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169.254.0.0/16 は、リンクローカルアドレス のために Zeroconf が設定されているらしい。
※用語の使い方がイマイチこれでいいのか分からないが...

-リンクローカルアドレス

 DHCPサーバがない環境でネットワークの設定の手間をかけずにIPアドレスを使うものらしい。
 169.254/16 というネットワークがこの用途に予約されている。
 第2のプライベートネットワークとの位置づけらしい。

-Zeroconf(ゼロ・コンフィギュレーション・ネットワーキング)

 手動や特別なコンフィギュレーションサーバを使わずに、IPネットワークを自動作成する技法とのこと。


不要なルーティングなので無効化した。

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[root@localhost]# echo "NOZEROCONF=yes" >> /etc/sysconfig/network
[root@localhost]# /etc/init.d/network restart
インターフェース eth0 を終了中:                            [  OK  ]
ループバックインターフェースを終了中                       [  OK  ]
ネットワークパラメーターを設定中:                          [  OK  ]
ループバックインターフェイスを呼び込み中                   [  OK  ]
インターフェース eth0 を活性化中:                          [  OK  ]
[root@localhost]#
[root@localhost]# netstat -an
Kernel IP routing table
Destination     Gateway         Genmask         Flags   MSS Window  irtt Iface
192.168.100.0   0.0.0.0         255.255.255.0   U         0 0          0 eth0
0.0.0.0         192.168.100.1   0.0.0.0         UG        0 0          0 eth0
[root@localhost]#
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